Pale Waves、岡崎京子原作『チワワちゃん』挿入歌に決定
UKロックバンド、Pale Waves(ペール・ウェーヴス)の「Television Romance」が、岡崎京子原作の映画『チワワちゃん』(2019年1月18日公開)の挿入歌に起用されることが9日、発表された。
【写真】門脇麦、成田凌、寛 一 郎、玉城ティナら『チワワちゃん』場面写真
ある日、バラバラ遺体となって発見された若者グループのマスコット的存在“チワワちゃん”(吉田志織)を巡り、主人公ミキ(門脇麦)ら若者たちの回想を軸に展開する本作。Pale Wavesは、SUMMER SONIC 2018 の参加も話題になり、英BBCが毎年有力新人を選出する名物企画「Sound of 2018」にノミネートされた注目株。チワワちゃんが劇中で踊るシーンで流れる楽曲として、彼らの「Television Romance」が起用された。
監督の二宮健は、選定理由を「全編を通してゲーム的で現代的な音楽が流れるので、1曲はお客さんとの懸け橋にしようと思って選んだ曲です。歌詞もチワワの気持ちにリンクしているし、この曲にのって踊るチワワを見せたかったというのもあります」と述べている。
また今回、場面写真も多数公開。チワワちゃんとミキがネオンに染まった街で笑い合っている姿や、チワワちゃんを取り囲む仲間たちが旅行鞄を持ってバスを待っていたり、クラブで騒いでいたり。1990年代に描かれた原作の舞台を、映画では現代に置き換え、門脇、吉田のほか成田凌、寛 一 郎、玉城ティナ、村上虹郎ら若手キャストが体現するエネルギッシュな青春群像が収められている。(編集部・石井百合子)