三浦春馬、初のバーテンダー役!東野圭吾「ダイイング・アイ」がドラマ化
東野圭吾の小説を実写ドラマ化する「ダイイング・アイ」で、三浦春馬が主演を務めることが明らかになった。三浦は本作でバーテンダー役に初挑戦する。
累計発行部数が100万部を突破している東野の小説をドラマ化する本作は、誰の身にも起こりうる交通事故をテーマに、無責任の拡大を描く異色のハードサスペンス。これまでも東野原作の「幻夜」「分身」「変身」「カッコウの卵は誰のもの」「片想い」などを映像化してきた連続ドラマW(WOWOW)で2019年3月に放送される予定となっている。
主演の三浦が演じる主人公・雨村慎介は、かつて交通事故を起こしたものの、現在はある事件によって詳細な記憶を失っているという設定。そこへ突如現れた蠱惑的な謎の女・瑠璃子によって狂気と苦悩の世界に迷い込んでいくことに。この女は実在するのか、それとも人々の後ろめたさが作り上げた幻想なのか? 物語は人間そのものの在り方をも問いかけるサスペンスとなっており、三浦は初のバーテンダー役として記憶喪失と贖罪の闇に苦しむ難役に挑んでいる。
その三浦は「カクテルを作らなければならないシーンを迎えるまで、友人のバーで許可を得て実際にバーカウンターでカクテルを毎晩のように作らせてもらいました。今では、カクテルを作ることがとても楽しく、個人的に作り続けたいと思うほどにまでなりました(笑)」とコメントを寄せている。
あわせて特報映像も公開され、物語の一部を垣間見ることができる。また、三浦演じる慎介を翻弄する、その瞳に一度魅入られた者は決して逃れられないという瑠璃子役については後日発表されるとのこと。(編集部・大内啓輔)
三浦春馬 コメント
── WOWOW連続ドラマW初主演となる「ダイイング・アイ」の脚本を読んだ感想
息もつかせぬ展開に原作同様、早く次の回が見たいと思えました。
── バーテンダーの雨村慎介役を演じる上で挑戦されたこと
初めてバーテンダーの役をいただいたので、監修の水澤さんのもとでしっかり基礎から教えていただきました。カクテルを作らなければならないシーンを迎えるまで、友人のバーで許可を得て実際にバーカウンターでカクテルを毎晩のように作らせてもらいました。今では、カクテルを作ることがとても楽しく、個人的に作り続けたいと思うほどにまでなりました(笑)。
── 視聴者にメッセージ
この作品は、罪の意識が極限まで増幅したとき、魔が心に棲みついたときを妖艶、かつ、スリリングに描いています。保身と、贖罪で揺れ動く登場人物たちのサイコミステリー。ぜひご期待ください。
あらすじ
西麻布のバー・茗荷のバーテンダー、雨村慎介(三浦春馬)はある夜、見知らぬ男に襲われ、自分に関する一部の記憶を失ったが、やがて、自分が1年半前に交通事故を起こし、岸中美菜絵という女性を死なせてしまっていたこと、そして自分を襲って来たのちに自殺した男は、美菜絵の夫・玲二だったことを知る。
周囲の人間たちからなぜか「嫌なことは思い出さない方がいい」としきりに忠告された慎介は事故の真相に疑問を持ち始める……。そして、店に復帰した雨の夜。どこか人間離れした美しさと強い視線を身に纏った喪服の女性・瑠璃子が店に現れた時から、慎介は深淵な迷宮に迷い込む。
行方が分からなくなってしまう慎介の恋人、ときおりフラッシュバックする事故や金の記憶。誰が嘘をつき、誰が誰を陥れようとしているのか? そして、慎介を大胆に誘惑し翻弄していく瑠璃子が現れた本当の理由とは?
連続ドラマW 東野圭吾「ダイイング・アイ」は2019年3月放送
毎週土曜よる10時(全6話)第1話無料放送