「ジャック・リーチャー」リブート決定!トム・クルーズは背が低すぎた
トム・クルーズが主演を務めるアクション映画『ジャック・リーチャー』シリーズはもう製作されないことになった。原作者のリー・チャイルドが、同作はストリーミングサービスのドラマシリーズとして生まれ変わることになると BBC Radio Manchester のインタビューで明かした。
「ジャック・リーチャー」は、かつては軍の優秀な捜査官だったが、今は何ものにも属さない流れ者で、正義のためには手段を選ばない主人公ジャック・リーチャーを描いたハードボイルド小説シリーズ。2012年に製作された初となる映画版(『アウトロー』)でリーチャー役を務めたのがトムだ。
リーチャーは195センチの高身長という設定だが、トムは170センチ。配役が発表された際、小説ファンはこの点に不満をあらわにしていたが、実際に映画が公開されてみるとトムの作り上げたリーチャー像は好評価を獲得、2016年には第2弾『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』も公開された。
しかし、チャイルドはトムの身長にひっかかっていたようで、「わたしはクルーズとの仕事を本当に楽しんだ。彼は本当に、本当に、ナイスガイなんだ」としながらも、「だが、究極的には読者たちが正しい。リーチャーの大きさというのは本当に重要であり、彼が彼であるための大きな要素なんだ。リーチャーが部屋に入ってくると、(その体格で)人は皆少しナーバスになってしまう。クルーズは素晴らしい才能に恵まれているが、その体格は持っていなかった」と語った。
そこでもうトムとは『ジャック・リーチャー』シリーズを作らず、新しい俳優でドラマシリーズを作ることにしたとのこと。契約は先週、結ばれたという。チャイルドは「役に合う完璧な男を見つけるよ」とファンに約束していた。(編集部・市川遥)