瑛太で始まり、弟・永山絢斗で終わる『アンフェア』はあのシーンに注目!
篠原涼子がバツイチ、子持ち、大酒飲みだが、検挙率ナンバーワンの敏腕刑事・雪平夏見を演じる人気シリーズの完結編『アンフェア the end』が17日よる9時、フジテレビ系の土曜プレミアムで放送される。今夜の放送を前に、その見どころを紹介したい。
2006年にテレビシリーズがスタートし、スペシャルドラマに加え、完結編を含む劇場版3本が製作された本シリーズ。完結編となる映画『アンフェア the end』では、雪平の協力者となり国家の謀略を暴こうとするシステムエンジニア・津島役で永山絢斗が出演している。
永山といえば俳優・瑛太の実弟としても知られるが、その瑛太もテレビシリーズで雪平の“相棒”安藤を演じていた。
永山自身、俳優としてデビューする前の高校時代にテレビドラマを観ていたといい、「自分が『アンフェア』に出ていることが不思議で仕方なかった。高校時代から大好きでずっと観てきた作品でもあったので」(シネマトゥデイのインタビューにて)と語っている。
二人と共演した篠原は「お兄さんの瑛太くんとは声とか、ところどころの雰囲気は似ていますが、役者としては全く別物で、兄弟という感覚がなかったですね。血のつながっている方とは思えないくらい“自分”を確立して持っているので、プロフェッショナルだなと思いました」と永山の印象を告白。
一方で「『アンフェア』の相手役が瑛太くんで始まり、絢斗くんで終わるというのも不思議なご縁を感じます」(シネマトゥデイのインタビューにて)と感慨深そうに語っていた。
映画では、津島(永山)が車の中で雪平(篠原)に向かって「無駄に美人ですね」と言うと雪平が「バカか、おまえは」と口癖で返すやりとりや、津島が寝ている雪平にキスするシーンがあるが、テレビシリーズでも安藤(瑛太)が同じことをしていた。
ドラマからのファンはそのシーンに注目してみても、面白いかもしれない。(編集部・中山雄一朗)