髪バッサリ!高畑充希、20センチカットで新ドラマ「メゾン・ド・ポリス」に挑む
女優の高畑充希が、髪を20センチ切ったボブヘアで、1月スタートの主演ドラマ「メゾン・ド・ポリス」(TBS・金曜よる10時)のクランクインを迎えた。役づくりのために胸元まであったロングヘアをバッサリとカットした高畑は「スッキリして役に臨めている」という。
同作は、主人公の若手刑事・牧野ひより(高畑)が退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れ、何やらワケありの“おじさま”たちに振り回されながら事件を解決していく1話完結の刑事ドラマ。高畑にとって、これが初の刑事役となる。
加藤実秋による原作小説の表紙絵には髪を結わえたひよりが描かれているが、原作と脚本を読んだ高畑がボブヘアを監督に提案。スタッフ全員一致でその意見が採用され、高畑は20センチほど髪を切りクランクインに臨んだ。ひよりがメゾンを初めて訪れ、雑用係の夏目惣一郎(西島秀俊)らと会話をする第1話の冒頭シーンが収録された。
高畑は髪を切った経緯について、「最初に原作や台本を読んだ時に、ひよりはいい意味で“個性がない”女の子だな、と思いました。どんな人なんだろう、と、監督はじめスタッフの方々と相談しているうちに『バッサリいくのもいいね』とみんなで盛り上がり、バッサリと(笑)」と説明。「いざ切ってみるとすごく気持ちがスッキリして、スーツを着ると『よし、ひよりだぁ!』とスイッチが入る気がします」と語っている。
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」では、親子役だった高畑と西島が本作では共に捜査に乗り出すことになる。高畑は「西島さんとは朝ドラで親子役だったんですが、その時は1シーンしかご一緒できなくて。でも今回はタッグを組んで捜査出来るので、すごく嬉しいです。リハーサルでは『役の距離感が近い』と監督に叱られてしまいました(笑)。序盤は仲の悪い設定なので、頑張って仲悪くやらなきゃって思ってます(笑)」と撮影エピソードを明かした。
高畑、西島に加えて、メゾンに住む警察を定年退職した個性的なおじさまたちとして、小日向文世、野口五郎、角野卓造、近藤正臣が出演。また、今回新たにキャストが発表され、ひよりも所属する柳町北署の鑑識係でひよりのよき相談相手である杉岡沙耶役に西田尚美、買い物コーディネーターとしてメゾンに出入りする瀬川草介役に竜星涼、ひよりの先輩刑事・原田照之役に木村了、そして柳町北署刑事課長でメゾンとひよりをつなぐことになる新木幸司役に戸田昌宏が決定した。(編集部・小山美咲)