ゴダールの新作『イメージの本』来年GW公開
『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』などの巨匠ジャン=リュック・ゴダールの新作が『イメージの本』の邦題で、2019年ゴールデンウイークに公開される。
本作は、現在88歳にして精力的に活動を続けるゴダールが、数々の絵画、映画、テキスト、音楽をコラージュし、現代の暴力、戦争、不和に対する怒りを込めた作品。5章で構成され、ゴダール自身がナレーションも務める。
なお、ゴダールは本作で今年開催された第71回カンヌ国際映画祭で、新設の「スペシャル・パルムドール」を受賞。近年は、長編3D作品として注目された『さらば、愛の言葉よ』(2014)、人類の歴史をひもとく3部構成の『ゴダール・ソシアリスム』(2010)などが日本で劇場公開されている。(編集部・石井百合子)
映画『イメージの本』は2019年GW、シネスイッチ銀座ほか全国公開