ディズニー実写版『ピノキオ』ゼペット役はトム・ハンクスか?
ディズニーが企画している話題作『ピノキオ』の実写化作品で、トム・ハンクスがピノキオの生みの親であるおもちゃ職人ゼペット役の出演交渉に入った。Colliderほか複数メディアが報じている。
本作は、1940年に手掛けられたアニメ『ピノキオ』を基に映画化が進められている作品で、人間になることを夢見る操り人形・ピノキオの冒険が描かれる。同アニメは「星に願いを」などの名曲を生み、第13回アカデミー賞で作曲賞および歌曲賞に輝いていた。
製作は、映画『アバウト・ア・ボーイ』のクリス・ワイツが自身の制作会社デプス・オブ・フィールドのパートナー、アンドリュー・ミアノと共に担当。監督は、もともと『007』シリーズのサム・メンデスに決まっていたが、昨年に離脱し、その代役として世界中で大ヒットした『パディントン』シリーズを手掛けたポール・キング監督に決定。脚本はキング、ワイツと『パディントン2』のサイモン・ファーナビーが共同執筆することになっている。
現在、Netflixでも「ピノキオ」を題材にしたストップモーションアニメ・ミュージカルがギレルモ・デル・トロのもと企画されている。実写とアニメでそれぞれアプローチは異なるものの、どのような作品が出来上がるのか楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)