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イサベル・コイシェ最新作『マイ・ブックショップ』2019年3月公開決定!

1950年代イギリスの雰囲気にも注目 『マイ・ブックショップ』
1950年代イギリスの雰囲気にも注目 『マイ・ブックショップ』 - (C) 2018 Greenwich Entertainment. ALL RIGHTS RESERVED.

 映画『死ぬまでにしたい10のこと』(2003)などで知られるスペインの女流映画監督イサベル・コイシェの新作『マイ・ブックショップ』が、2019年3月に日本公開されることが決定した。

【画像】コイシェ監督の名作『死ぬまでにしたい10のこと』

 1959 年、イギリスの海岸地方に位置する田舎町を舞台に、戦争で夫を亡くした女性フローレンスが、保守的な人々の圧力にめげず、夫との夢だった書店を開業しようとする姿を描く人間ドラマ。スペインのアカデミー賞とも称される第32回ゴヤ賞において、作品賞など三冠に輝いた。

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 主人公フローレンスを演じるのはエミリー・モーティマー。世界的彫刻家イサム・ノグチの母親の生涯を描いた『レオニー』(2010)で主演を務め、来年公開のディズニー映画『メリー・ポピンズ リターンズ』(2019)にも出演する実力派だ。

 助演はコイシェ監督の『しあわせへのまわり道』(2014)で名演を披露したパトリシア・クラークソン。また、圧政のなかで奮闘するフローレンスに味方する老紳士を、数々の名作や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのデイヴィ・ジョーンズ役などで知られる名優ビル・ナイが演じる。

 美しい衣装や美術で再現された1950年代イギリスの雰囲気のなかで、一人の女性の勇気を描いた、現代的なストーリーがつづられる本作。レイ・ブラッドベリの「華氏451度」やウラジミール・ナボコフの「ロリータ」 など文学史上の名作が物語の鍵となっており、読書好きにも見逃せない1作となっている。原作は、イギリスのブッカー賞作家ペネロピ・フィッツジェラルドの小説。原作本は2019年2月に刊行予定。(編集部・入倉功一)

映画『マイ・ブックショップ』は2019年3月シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

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