『万引き家族』ゴールデン・グローブ賞にノミネート!
第76回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが現地時間6日に発表され、是枝裕和監督の映画『万引き家族』が外国語映画賞にノミネートされた。日本映画の同部門へのノミネートは第71回の宮崎駿監督のアニメーション映画『風立ちぬ』以来5年ぶり。
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ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)によって選定される同賞は、アカデミー賞に次ぐ権威のある賞として知られている。今回は『万引き家族』のほか、『ゼロ・グラビティ』などのアルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』が外国語映画賞にノミネートされた。
『万引き家族』は今年の第71回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドールを受賞。『ROMA/ローマ』は今年行われた第75回ベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞に輝いている。
授賞式は来年1月6日(現地時間)に開催される。『万引き家族』は邦画としては第17回(1959年度)で外国語映画賞を受賞した市川崑監督の『鍵』以来、約60年ぶりのゴールデン・グローブ賞獲得を目指す。
映画『万引き家族』は都会の片隅で暮らす、犯罪でしかつながることができなかった家族を描いた作品。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、城桧吏、佐々木みゆ、樹木希林らが出演している。(編集部・海江田宗)