エミー賞、テレビ映画部門に新ルール
米国テレビ芸術科学アカデミーが、エミー賞のテレビ映画部門にエントリーするためには75分以上の作品でなければならないという新たなルールを設けたと The Wrap などが報じた。
【写真】今年のエミー賞ドラマ部門作品賞は「ゲーム・オブ・スローンズ」
過去3年の受賞作品を見ると、2016年の『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』は90分で余裕だったが、2017年の「ブラック・ミラー:サン・ジュニペロ」は61分でアウト。今年の受賞作「ブラック・ミラー:宇宙船カリスター号」は76分でぎりぎりだったことになる。
ほかには、エントリー締切日以降に数エピソードの放送が控えているシリーズ作品の場合、審査員が事前に視聴できる場を設ければ残りのエピソードもエントリー可能になったり、コリオグラフィーのカテゴリーが1つから、バラエティー/リアリティー部門と脚本ありドラマの2つに拡大されたりしている。
2019年の第71回エミー賞授賞式は、2019年9月22日(現地時間)に開催される。(澤田理沙)