鹿の密猟者、『バンビ』を繰り返し観る刑に処される
米ミズーリ州で逮捕された鹿の密猟者が、禁錮1年の間、繰り返しディズニー映画『バンビ』を鑑賞する刑に処された。The New York Times などが報じた。
受刑者の名前はデヴィッド・ベリー・Jrで、数百頭の鹿を密猟した上、殺した鹿は頭部のみを持ち帰って残りは放置する悪質さだったとのこと。裁判官は被告に禁錮1年と共に、刑務所で過ごすその間、少なくとも1か月に1回は『バンビ』を鑑賞しなくてはならないと言い渡したという。
『バンビ』は1942年に製作されたディズニー・アニメーションの古典で、主人公バンビの母親がハンターに殺されるシーンは多くの人々の涙を誘った。検察官は、受刑者が『バンビ』を繰り返し鑑賞することで「裁判官は何かしらの感情の反応があるだろうと望みをかけているのです」とコメントしている。(編集部・市川遥)