「ダウントン・アビー」映画版はスケールアップ!
人気海外ドラマ「ダウントン・アビー」の映画は、シリーズフィナーレから18か月経過したところから始まるとEW.comが報じた。
映画は1927年秋のクローリー家の様子からスタートするとのこと。メアリー(ミシェル・ドッカリー)と妹のイーディス(ローラ・カーマイケル)は結婚生活に慣れてきたところで、トム・ブランソン(アレン・リーチ)は自動車ビジネスを続けながら、1920年代の文化の変化に適応しているという。また、執事のカーソン(ジム・カーター)は引退したおかげで体調も回復し、先代グランサム伯爵夫人バイオレット(マギー・スミス)も健在だそう。
皆、それぞれの道を歩んでいるが、ある事態により、全員がダウントンに戻ることになるようだ。監督を務めたマイケル・エングラーは「物語はテレビ版のスケールを拡大したものになっています。ロマンスや悪だくみ、華美さなど、大好きだったダウントンの要素がさらに大きくなって戻ってきます」とコメントしている。
20人以上のキャラクターのその後のストーリーを2時間に収めるのは大変だったようだ。トム役のアレンは「台本を読んだ瞬間、ストーリーのスケールがものすごく大きくなったことに気づきました」と語り、全員がダウントンに戻ってくるストーリーを成立させるため、クリエイターのジュリアン・フェローズはとても巧妙なことをしたのだと、興味をそそるコメントもしている。
「ダウントン・アビー」の映画は2019年9月13日(現地時間)にイギリスで封切られ、その1週間後に全米公開される。(澤田理沙)