常盤貴子、膨大なセリフと格闘 19年ぶり日曜劇場主演で弁護士役に全力投球
女優の常盤貴子が7日、都内で行われた日曜劇場「グッドワイフ」(TBS系、1月13日21時~)プレミアム試写会&舞台あいさつに出席。日曜劇場での主演は「Beautiful Life ~ふたりでいた日々~」以来、約19年ぶりとなる常盤が、劇中のセリフを引用し、たぎる思いを吐露した。イベントには、常盤のほか、小泉孝太郎、水原希子、北村匠海、滝藤賢一、賀来千香子、吉田鋼太郎、唐沢寿明も出席した。
本作は、『エイリアン』などの巨匠リドリー・スコットらが製作総指揮を務める米ドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」を原作にした法廷劇。常盤は、出産を機に弁護士を辞め専業主婦になったものの、検事である夫のスキャンダルをきっかけに16年ぶりに復帰する女性・蓮見杏子(はすみ・きょうこ)を演じている。
常盤は、第1話を振り返り「弁護士としてはブランクがあるけれど、16年間のわたしは家事も育児もやってきた。それは無駄になっているとは思えない」というセリフがお気に入りだと語ると「わたしも日曜劇場には19年のブランクがありますが、自分なりに一生懸命やってきた仕事の数々があるからこそ、ここに立てているんだと思います」と胸を張った。
また久々の大役となるが「正直19年も経ったのかなという感じ」とあまりブランクを感じていないことを明かすと「気負うことなく、気持ちを穏やかにやれています」と笑顔。ただ法廷ものだけに、セリフの難易度は高いようで「とても難しいセリフが並ぶので、(小泉や水原、北村ら)弁護士チームのみんなで励まし合いながらがんばっています」と話し、現場でのチームワークの良さをうかがわせた。
2019年は本作からスタートするが、常盤は「人生でこんなにセリフをしゃべった期間はないぐらい」と膨大なセリフと格闘していると言い、「もう今年はこの作品で仕事納めでもいいぐらい」と全力投球で臨んでいることを明かしていた。
最後に「素晴らしいキャスト、一流のスタッフと一緒にがんばっている作品。日曜の夜に明日が楽しみになる内容になっています」と力強く作品をアピールしていた。(磯部正和)
日曜劇場「グッドワイフ」は、1月13日よりTBS系にて毎週日曜21時~放送(初回は25分拡大)