今夜、劇場版『HERO』放送!木村拓哉による大ヒット作
木村拓哉主演の人気シリーズ「HERO」の劇場版第1弾が、5日の21時からフジテレビ系の土曜プレミアムで放送される。大ヒットした本作の見どころを振り返る。
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同シリーズは、木村演じる中卒でスーツを着ない型破りの検事・久利生公平の活躍を描く。2001年に放送されたドラマシリーズ第1弾は、世帯視聴率が全話30%を超える驚異的な数字を打ち出し、平成に放送された民放連続ドラマとしては、歴代トップとなる世帯平均視聴率34.3%を記録している(視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)。
その後、2006年に放送されたスペシャルドラマもヒット。2007年に満を持して映画化された今作は、81.5億円を稼ぎ、2007年の年間興行収入ランキング実写邦画ベスト1位を獲得した(興行通信社調べ)。木村にとっても、いままでに出演した実写映画の中で一番のヒット作となっている。
そんな同作は、久利生が6年ぶりに東京地検・城西支部に戻り、事務官の雨宮(松たか子)ら仲間と再会。芝山検事(阿部寛)が起訴したある傷害致死事件の裁判を担当することになる。容疑者は犯行を認めていたはずが、初公判で犯行を全面的に否認し無罪を主張。事件の真相を追う久利生と雨宮は、韓国に行くことになる。
刑事事件無罪獲得数日本一の弁護士の蒲生役を松本幸四郎、事件の鍵を握る大物政治家役を森田一義、韓国のエリート検事であるカン・ミンウ役をイ・ビョンホンが務めるなど、豪華キャストが出演。彼らと木村の演技合戦も見どころの1つとなっている。(編集部・梅山富美子)