「銀魂」本当の完結へ“最終回の向こう側”ジャンプGIGAで3か月連続掲載
今年9月に「週刊少年ジャンプ」(集英社)誌上での連載を終えた、空知英秋の人気漫画「銀魂」の“最終回の向こう側”が、28日に発売された特別増刊誌「少年ジャンプGIGA2019 WINTER」から3か月連続で掲載される。
「銀魂」は8月に発売されたジャンプ38号で、最終回まであと5回と告知。同42号をもって約15年にわたるジャンプでの歴史に幕を閉じたが、物語は完結を迎えることができず、「ジャンプGIGA」におけるシリーズ掲載掲載が決定し、当時Twitter上では「さすが銀魂」などファンから温かい言葉が相次いでいた。
28日発売の「ジャンプGIGA」では、「銀魂」が表紙をはじめ巻頭カラーを含む53ページの大ボリュームで登場。Vol.1から3まで、3か月連続で“最終回の向こう側”が描かれ、その間は表紙も「銀魂」が飾る。表紙には「今度こそマジで完結へ!」とつづられており、本当の意味の「さよなら」となりそうだ。
「銀魂」は、天人(あまんと)と呼ばれる異星人が移り住んだ架空の江戸を舞台に、“銀さん”こと坂田銀時と万事屋の面々が、さまざまな騒動を巻き起こす活劇。コミックスの累計発行部数は5,500万部を突破し、2006年からスタートしたテレビアニメもシリーズを重ねる大ヒット。2017年に小栗旬主演で実写映画化され、今年は続編『銀魂2 掟は破るためにこそある』が制作されるなど、こちらも大ヒットを記録した。
「少年ジャンプGIGA2019 WINTER」ではそのほか「ハイキュー!!」の古舘春一による描き下ろしシールや、「アクタージュ act-age」「呪術廻戦」の描き下ろしポスターなど本誌連載作品の付録や、「ゆらぎ荘の幽奈さん」「ぼくたちは勉強ができない」「思春期ルネサンス!ダビデ君」など3作品のオールカラー番外編、「ジモトがジャパン」の巻末カラー番外編などが出張掲載される。(編集部・入倉功一)