レズビアンのスーパーヒーロー「バットウーマン」パイロット版正式決定
米テレビドラマ「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」などのクロスオーバーに初登場したバットウーマンを主人公にしたドラマのパイロット版製作が、正式に決定したとDeadlineなどが報じた。
バットウーマンには再びルビー・ローズがふんするとのこと。本音を率直に語り、社会正義をもたらすことに情熱を燃やす、レズビアンのケイト・ケイン(ルビー)がバットウーマンとなってゴッサムにやってくる設定。高度な訓練を受けたストリートファイターの彼女は、退廃している街にはびこる犯罪者をかぎ分けて戦うが、ヒーローと呼ばれるには自分の中に抱える問題が多く、彼女自身、乗り越えなければならない課題もあるという。実写版スーパーヒーローのテレビシリーズで主人公が同性愛者なのは初だという。
クロスオーバーでは、ゴッサムシティにバットマンは存在するが、3年ほど行方不明で、その間、従妹のケイトがあるじ不在のウェインタワーに住んでいるという設定になっていた。パイロット版の脚本は「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のキャロライン・ドライスが執筆し、「ゲーム・オブ・スローンズ」「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」などで知られるデヴィッド・ナッターが監督を務める。(澤田理沙)