Netflix新作、7人のスーパーヒーローを描く撮影がド迫力!
特殊能力を持った7人のスーパーヒーローを描くNetflixシリーズ「アンブレラ・アカデミー」(2月15日配信)の豪華なセットの撮影現場が公開され、キャストやスタッフたちが作品への思いを明かした。
【動画】Netflixオリジナルシリーズ「アンブレラ・アカデミー」特別映像
物語は、世界中で妊娠していないはずの43人の女性から赤ちゃんが生まれるという事件が発生したことから始まる。大富豪のハーグリーヴズは、その子どものうち7人を引き取り、“アンブレラ・アカデミー”を設立。スーパーパワーを持った彼らは大人になり別々の道を歩んでいたが、ハーグリーヴズの死をきっかけに再会し、世界の危機に立ち向かうことになる。
出演には、『JUNO/ジュノ』『X-MEN』シリーズのエレン・ペイジ、『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』のトム・ホッパー、『移動都市/モータル・エンジン』のロバート・シーアン、『マッドバウンド 哀しき友情』のメアリー・J・ブライジなどが名を連ねる。
Netflixのドラマは、全話まとめて配信されることがほとんどで、同シリーズも2月15日に一挙に配信される予定。そのため、配信される半年以上前の6月にもかかわらず物語の後半パートの撮影が行われていた。アンブレラ・アカデミーのメンバーたちが住むセットは2階まで作られており、その奥には、彼らの部屋のセットや、合成のためにワイヤーアクション用の機械が吊るされた青い幕で囲われた空間も。別の場所にもセットが組まれており、どこまで続くのかと驚かされる巨大なセットだった。
今作のプロダクション・デザイナーのマーク・ワーシントンは、特定の時代に設定することなく世界観を作り上げることを重視。米ニューヨークのアッパー・ウェストサイドや、イーストサイド、イギリスの14世紀の様式、19世紀の建物なども参考にしたそうだ。また、アンブレラ・アカデミーの面々が住む部屋はそれぞれの個性を出そうとしたとのこと。
数字で呼ばれることもあるアンブレラ・アカデミーのメンバーのなかで、ナンバー1と呼ばれるルーサーの部屋については、「天文学やモデル作り、航空学に夢中になっている」といった人物の特徴を捉えた部屋作りに。ルーサーを演じるトムは、「ルーサーたちは、ハーグリーヴズによって育てられた。事実上の子どもたちのリーダーで、多くの責任の重さを感じていている。成長するにつれ、プレッシャーが重くのしかかり、彼らのなかで最も長く家にととどまっているんだ」と語っている。(編集部・梅山富美子)