ヴェノム続編、本格始動!
米ソニー・ピクチャーズが、映画『ヴェノム』続編の製作を本格的に始めているとVarietyほか各メディアが報じた。前作で共同脚本に名を連ねたケリー・マーセルが、引き続き脚本を担当するという。
同サイトは、ケリーが脚本に加えて、続編の製作総指揮も担当すると報じている。彼女は現在、エルヴィス・プレスリーの伝記映画やディズニー『101匹わんちゃん』に登場する悪役クルエラを主人公にした実写映画など、複数のプロジェクトに携わる実力者だ。
また同サイトの情報筋によると、前作のメガホンを取ったルーベン・フライシャー監督が映画『ゾンビランド』続編の撮影で多忙なため、スタジオは新たな監督を探す可能性があるという。しかし、The Hollywood Reporter は、フライシャー監督が昨年10月に米ロサンゼルスで行われた『ヴェノム』のプレミア会場で、続編が製作された場合は引き続き携わることになるだろうと同サイトに明かしたと報じている。
キャストについて正式発表はないものの、主演のトム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、ウディ・ハレルソンが続役することになるという。米ソニーは、2020年に2本のマーベル映画の全米公開を計画しており、そのうちの一本が『ヴェノム』の続編ではないかと、昨年11月にVarietyなどが報じている。(編集部・倉本拓弥)