ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』で使用した義歯をGG賞に持参していた
映画『ボヘミアン・ラプソディ』で第76回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ドラマ)を受賞したラミ・マレックが、撮影で使用した義歯を授賞式に持参していたことを、Entertainment Tonight のインタビューで明かした。
伝説のロックバンド、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーを熱演したラミは、フレディの出っ張った前歯を表現するために義歯を付けて撮影したという。撮影終了後、ラミは義歯を金色に着色して保存しており、昨年11月に出演した米トーク番組「エレンの部屋」で実物を披露していた。
ラミは、現地時間6日に行われた授賞式直後のインタビューで、義歯の保存場所について質問されると「どこにあるのか教えたくないんだ。だってみんながそれ(歯)目当てで寄ってくるからね」とジョークを交えつつ、「僕のポケットの中だ。今は取り出さないけど」と告白している。
またラミは、義歯を金色に染めた理由について「こんなことは普通の僕ではしないこと。フレディが(義歯を保存する)もっとも大胆で派手な手段は何かを自分なりに考えたのさ」とインタビューで語っている。ポケットに忍ばせた金色の義歯が、彼にゴールデン・グローブ賞受賞という輝かしい結果をもたらしたのかもしれない。
『ボヘミアン・ラプソディ』は、ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞(ドラマ)に加え、作品賞(ドラマ)も受賞。日本でも6日時点で累計興行収入84億5,716万円、累計動員612万3,160人を記録するなど、依然として好調をキープしている。(数字は配給元調べ)(編集部・倉本拓弥)