「いだてん」第2回、綾瀬はるかも登場!四三の少年時代!
先週初回を迎え、劇中に登場する「天狗倶楽部」などが話題となったNHK大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜20時~)の第2回が、今夜放送される。この回から登場するキャストやストーリーの概要など見どころを紹介する。
第2回「坊っちゃん」では、主人公の一人で日本初のオリンピック選手となった金栗四三(中村勘九郎)の熊本での少年時代が描かれる。走る才能に恵まれた四三はどんな環境でどのように育ったのか? 新たに登場するキャストは、四三の兄・実次役の中村獅童や、四三の幼なじみで妻・春野スヤ役の綾瀬はるかなど。実次は、病弱な父親に代わり子どもの頃から金栗家を支えてきた大黒柱で、弟思いの兄。スヤは、持ち前のしなやかさと明るさで四三を励まし、支え続けるという役どころだ。
中村は出演が発表された際、「ある種、兄弟のように育ってきた中村勘九郎さんの兄役」や、魅力的な俳優陣との共演に、「胸が高まるばかり」「心を込めて大切につとめさせていただきます」と抱負を語っていた。
そして、撮影前にスヤのモデルとなる女性の娘さんに会ったという綾瀬。劇中で歌も披露するが、「基本的にかわいい」という熊本弁のイントネーションに難しさを感じているようで「先生に細かく教えてもらいながら何とかやらせていただいています」と明かしている。
日本で初めてオリンピックに参加した男・金栗四三と、日本にオリンピックを招致した男・田畑政治(阿部サダヲ)を主人公に、知られざるオリンピックの歴史を描く本ドラマ。「あまちゃん」などの宮藤官九郎によるオリジナル脚本で、初回からテンポ感などが好評を博した。いよいよ細部へと展開していく今後の物語も楽しみでならない。(編集部・小松芙未)