杉咲花は笑い上戸で食いしん坊?共演者がムードメーカーな素顔を明かす
女優の杉咲花が11日、テレビ朝日で行われた木曜ドラマ「ハケン占い師アタル」の制作発表記者会見に登場し、ムードメーカーとしての素顔を共演者たちから明かされた。この日は、小澤征悦、志田未来、間宮祥太朗、志尊淳、野波麻帆、板谷由夏、若村麻由美、及川光博がともに出席した。
本作は、テレビ朝日の連続ドラマ初主演となる杉咲が、「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」などで知られる脚本家・遊川和彦とタッグを組んだ注目作。遊川が演出を務めることでも話題となっている。制作発表が行われたこの日、撮影の様子について杉咲は「遊川さんをはじめ、スタッフもキャストもとにかく愛情深い方ばかり。とても温かい現場を過ごしています」と笑顔で報告した。
また、スタジオでの撮影の際に現場に長テーブルと椅子が設置され、休憩中はそこでキャスト陣が和気あいあいとしたひとときを過ごしているという。「みなさんとセッティング中でも楽屋に戻らないで話をしたり、なぞなぞをしたり、お菓子を食べたりして過ごすのが楽しいです」。
主演の杉咲について小澤は「花ちゃんの才能は、まわりに自然とお菓子が寄ってくるということ。お菓子が好きなんだなと思います」と語ると、杉咲は「寄ってくるというか、私が寄せ集めているんです。すいません、食いしん坊で」と照れくさそうに返答。さらに「私はご飯を食べる時間が大好きなので、朝、メイクをしているときから『今日は何を食べようかな』と考えています」と続け、間宮からは「朝、何を食べようか考えていると言っていましたけど、その時からもう大量のイチゴを食べていますからね」と暴露されて、会場は大笑いとなった。
そんな杉咲の影響を受けているという志田は「次は花ちゃんと一緒に海鮮丼を食べに行く約束をしているので、それをモチベーションに頑張りたい」との意気込み。杉咲の印象については「すごく笑い上戸で、間宮さんの顔がツボなのか、間宮さんの顔を見ながらいつもケラケラ笑っています」と明かす。
それを受けて間宮も「僕から何か出ているのかな。花ちゃんが笑うとつられて笑ってしまって、こっちも幸せな気持ちになるんです。ただ、僕の足をずっと踏んでいることがあって、それに気付かないこともあるんですけどね」と冗談っぽく苦言を呈すと、杉咲は「気を付けます」と言いながらもクスクス笑いが止まらない様子。杉咲が現場のムードメーカーとなっている様子が伺い知れるエピソードが披露されていた。
本作で杉咲が演じるのは、目を合わせた相手の内面や原風景が見える特殊能力を持つ派遣社員の的場中(アタル)。ドラマでは、その能力を駆使して周囲の人たちの悩みを根本から解決していくさまがコメディータッチで描き出されていく。(取材・文:壬生智裕)
木曜ドラマ「ハケン占い師アタル」は1月17日よる9時よりテレビ朝日系にて放送スタート