『ドラゴン・タトゥーの女』新作のリスベット、前作との違いは?
『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズの最新作『蜘蛛の巣を払う女』のフェデ・アルバレス監督が、今作で描かれるヒロイン・リスベットの前作との違いについて語っている。
日本では2012年2月に公開された『ドラゴン・タトゥーの女』から7年の時を経て11日に続編が公開となる。背中にドラゴンのタトゥーを背負う天才ハッカーのリスベット役は『ファースト・マン』でゴールデン・グローブ賞にもノミネートされていたイギリス出身の女優クレア・フォイが引き継いでいる。
前作のデヴィッド・フィンチャーに代わって今回の監督に抜てきされたのは、『ドント・ブリーズ』『死霊のはらわた』といったホラー作品で知られるアルバレス監督。クレア演じる“新生リスベット”は「もう24歳ではない。ある面では賢くなっていて過激でとっぴではない」と紹介。「大胆なことをするが多少は分別もある。人間的な成長も興味深い」とインタビューで明かした。
本作は『ドラゴン・タトゥーの女』の原作小説シリーズの第4弾を映画化したもの。天才ハッカーで「女性を傷つける男を罰する」という思いから非常な手段も辞さない孤高のヒロイン・リスベットの知られざる過去が解き明かされる。(編集部・海江田宗)