草なぎ剛、色気と渋さ漂う父親役『まく子』予告編公開
草なぎ剛が女好きの“ダメな父親”役を務めている映画『まく子』の予告編映像が公開された。シンガーソングライターの高橋優が書き下ろした楽曲「若気の至り」が同映像には使用されている。
直木賞作家・西加奈子の小説が原作となっている本作は、ひなびた温泉街の旅館の息子で小学5年生の主人公サトシ(山崎光)が「なんでもまき散らす」不思議な転入生のコズエ(新音)と出会い、成長していく物語。サトシの父・光一を草なぎが、サトシの母・明美を須藤理彩が演じている。
公開された予告編では思春期の体の変化に悩み大人になりたくないと願うサトシの姿、サトシと美少女コズエの出会い、徐々に心を通わせていく2人の様子などが映し出される。そしてサトシが大人になりたがらない理由の一つである光一を、草なぎが色気と渋さを漂わせながら好演している。
監督・脚本を務めたのは『うつろいの標本箱』などの鶴岡慧子で、3月15日に公開される。草なぎは市井昌秀監督とタッグを組んだ主演作『台風家族』の公開も6月に控えており、映画俳優としての活躍が続いている。(編集部・海江田宗)