梶裕貴、プリキュアになりたい!
声優の梶裕貴が30日、都内で行われた『映画 プリキュアミラクルユニバース』(3月16日公開)の会見に田中裕二と出席し、チャンスがあれば「プリキュアになりたい」という胸の内を明かした。
同作は、シリーズ最新作「スター☆トゥインクルプリキュア」と「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」の面々が、映画オリジナル応援アイテム・ミラクルライトの秘密を探しに冒険を繰り広げる物語。
梶はゲスト声優として、ミラクルライトを作る惑星ミラクルの大統領(声:田中)の側近である宇宙警備隊の隊員・ヤンゴ役を務める。梶には9歳下の妹がいるそうで、「初代の『ふたりはプリキュア』を熱心に観ている妹を見守るという兄の立ち位置でプリキュアに触れていました」と回顧すると、同作に参加することを妹に伝えた際には「めちゃくちゃ喜んでくれました」とにっこり。そして、自身も同作に携われることへのうれしさをにじませた。
また、テレビシリーズ15作目の「HUGっと!プリキュア」には男の子プリキュア・キュアアンフィニ(若宮アンリ)が登場したこともあり、梶は「そんなチャンスがあれば僕もプリキュアになりたい」と声を弾ませた。さらに、「ヤンゴが(プリキュアに)なる可能性だってまだある」と秘めたる思いも告白した。
一方の田中は3児の父親であり、「枕元に今回の台本を置いてあるのを11歳の娘が見つけまして、『パパ、プリキュアやるの!?』と飛び跳ねて喜んでいました」と報告。登壇時には大きなミラクルライトを運んできたのだが、実は相方の太田光の等身大であることがわかると、「こんなところまで太田の影を引きずりたくない」とぼやき、「太田は声優やナレーションの仕事が大好きで、僕にそういう仕事が来ると、『俺の方が上手い。お前をキャスティングするところは本当にセンスねーな』ととにかく嫌がる」とぶっちゃけ。同作の関係者も多く集まった会場の笑いをさらっていた。
会見には「スター☆トゥインクルプリキュア」の成瀬瑛美(星奈ひかる/キュアスター役)のほか、小原好美(羽衣ララ/キュアミルキー役)、安野希世乃(天宮えれな/キュアソレイユ役)、小松未可子(香久矢まどか/キュアセレーネ役)も登場した。(取材・錦怜那)