『十二人の死にたい子どもたち』ゴスロリ女優はだれ?
大ヒット公開中の映画『十二人の死にたい子どもたち』で、大ファンのバンドマンを崇拝するゴスロリ少女・ミツエを演じた新人女優・古川琴音(ふるかわ・ことね)を紹介したい。
『トリック』シリーズの堤幸彦監督が「天地明察」などで知られる作家・冲方丁のサスペンスを映画化した本作。集団安楽死をするため廃病院に集まった12人の少年少女が、そこで謎の死体を見つけたことで疑心暗鬼に陥る。メインキャスト12人のうち、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈はオファーで、残りの6人はオーディションで選ばれた。
そのうちの一人である古川は1996年生まれ、神奈川県出身の22歳。安藤サクラ、東出昌大、門脇麦ら個性豊かな役者がそろう芸能事務所・ユマニテに所属する注目の女優で、公開中の映画『チワワちゃん』にも出演。昨年放送された King & Prince の高橋海人、神宮寺勇太、岩橋玄樹が主演したドラマ「部活、好きじゃなきゃダメですか?」(日本テレビ)では野球部マネージャーの小森を演じた。
同世代の役者が勢ぞろいした中でも、ひときわ目を引くビジュアルで役に挑んだ古川。堤監督は「センシティブな若者の典型を体現できる才能ある女優です」と古川を称賛している。(編集部・中山雄一朗)