「3年A組」のあの生徒!『十二人の死にたい子どもたち』萩原利久に注目
大ヒット公開中の映画『十二人の死にたい子どもたち』で、吃音症の高校生・タカヒロを演じた萩原利久(はぎわら・りく)に注目したい。
本作は『トリック』シリーズの堤幸彦監督が「天地明察」などで知られる作家・冲方丁の同名小説を映画化した密室サスペンス。集団安楽死をするため廃病院に集まった12人の少年少女が、そこで謎の死体を見つけたことで疑心暗鬼に陥る。杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈ら人気の若手スターがそろった。
オーディションで選ばれた萩原は1999年生まれ、埼玉県出身の19歳。松坂桃李、菅田将暉、中村倫也、新田真剣佑ら人気俳優が多くいる芸能事務所トップコートに所属する。現在放送中のドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)では学園のスター生徒・景山澪奈(上白石萌歌)のドキュメンタリーを撮るため、ビデオカメラを回していた同級生・逢沢博己を演じている。
本作『十二人の死にたい子どもたち』では、同世代の若手スターたちに囲まれて、自ら死を望む吃音症の高校生という難しい役どころに挑んだ萩原。メガホンを取った堤監督からは「難易度の高い芝居をみごとに演じてくれた有望な若手」との言葉が贈られた。(編集部・中山雄一朗)