細田守監督『未来のミライ』米アニー賞受賞!
細田守監督のアニメーション映画『未来のミライ』が、第46回アニー賞で長編インディペンデント作品賞を受賞した。授賞式は日本時間の3日、ロサンゼルスで行われた。
アニー賞は、アニメ界のアカデミー賞といわれる賞。長編インディペンデント作品賞は、アメリカでの上映館数が1,000館未満の作品、もしくはASIFA(国際アニメーションフィルム協会)が公認している世界4大アニメーション映画祭での作品賞受賞作を対象とした部門。第46回では同部門に、日本から西見祥示郎監督の『ムタフカズ』もノミネートされていた。
『未来のミライ』は、4歳の男の子くんちゃんと、未来からやってきたという妹との不思議な出会いを描く物語。声優陣に上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、役所広司、福山雅治らが集結した。第91回アカデミー賞では、長編アニメーション映画部門でスタジオジブリ作品以外で初のノミネート入りの快挙を成し遂げ、受賞が期待されている。
同作は脚本賞にもノミネートされていたが同部門では受賞ならず『スパイダーマン:スパイダーバース』が受賞した。(編集部・石井百合子)