「3年A組」片寄涼太に菅田将暉が送ったアドバイス
放送中のドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系・毎週日曜よる10時30分)に甲斐隼人役で出演する片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が、主演の菅田将暉との共演について語った。
本ドラマは、教師の柊一颯(菅田)が担任生徒29人を人質に取り、“最後の授業”と称してある生徒の死の真相に迫っていく学園ミステリー。片寄は劇中で、不良グループのリーダー・甲斐隼人を演じている。
現在もドラマ撮影中の片寄は、「最初はみんな探りながらというか、そういう雰囲気もあったんですけど、今はだんだん雰囲気をつかんできて。少しずついいチームになってきているなと思います」と切り出すと、「セットを出た前室は和気あいあいとしていて。みんなでお芝居の話をすることが多いですね」と充実した表情を見せる。
先日放送された第4話では、甲斐が柊に戦いを挑み、壮絶な殴り合いを繰り広げるシーンがあった。普段は菅田とは「あまりお芝居の話はしていないかも」と振り返る片寄だったが、このシーンに関しては事前に打ち合わせがあったという。
「4話の撮影の前に菅田さんがミットを持って楽屋に来てくれて。実際に殴ってみないかと言ってくれたんです。菅田さんはボクシングの映画(『あゝ、荒野』)をやっていたので、そういう話をしてくれたんだと思います」
その時、菅田が言ったのは「とにかく目を見て向かってきてくれ」。そうした菅田のアドバイスもあり、あの迫力のシーンにつながった。「生徒たちのセリフに対して、瞬間的に反応しているんだろうなと思いました。決してこうだと(前もって)決めた形で来ないというか。そこは柔軟に反応されるなと思い、衝撃的でしたね」と菅田の姿勢に驚きを見せた。
本ドラマは GENERATIONS のメンバーたちも「面白い」と絶賛してくれるというが、なかでも「小森隼が一番うるさいんです」と笑う片寄。LINEのやりとりも「お前が内通者か」(小森)「来週もお付き合いください」(片寄)「いつも教えてくれないね」(小森)といった感じで行われるそうで、「気になってしょうがないみたいですね」とほほ笑みながら付け加えた。
劇中では、「朝礼体操」と称したダンスシーンも話題に。片寄のダンスのキレも注目を浴びたが、その反響についても「ビックリしています。でも恥ずかしいです。僕はグループでは歌う方なので、絶対にいじられるなと思っていましたけど、やっぱり『ちゃんと踊ってるじゃん』といじられました」と楽しそうに振り返った。(取材・文:壬生智裕)