「いだてん」5話は実話に基づく珍事のオンパレード!
3日に放送された大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(NHK総合・日曜20時~ほか)の第5回では、複数の珍事が勃発。これらが史実に基づき描かれたものであることが、ドラマの公式SNSで明らかになった。
第5回「雨ニモマケズ」は、オリンピックへの参加選手を決める羽田の予選会を軸に展開。主人公・金栗四三(中村勘九郎)が、いよいよ前人未到の40キロのマラソンに挑戦。真面目に、辛抱強く、地道に研鑽を積んだ彼の努力の結果が示されることとなった。
その予選会では、さまざまな珍事が起きた。四三の後輩・野口(永山絢斗)がマラソンの最中に空腹に耐えかね、通りがかりの商店に飛び込んでパンを貪ったり、審判をしていたスポーツ同好会「天狗倶楽部」のエリート・三島(生田斗真)が急きょ、短距離走に参戦したり。
さらに、雨の中、首位を競って爆走していた四三と佐々木(当来庵/とう・らいあん)が突如立ち止まり、奇妙なにらみ合いを続ける謎のハプニングも。いかにもドラマチックな場面だが、ドラマの公式Twitterによると、これらは全て実際に起きた出来事を基に描かれたもの。
放送後、この「事実は小説より奇なり」な珍事の数々のほか、第1回の伏線を鮮やかに回収するストーリーが「さすがクドカン」(※宮藤官九郎の脚本を指して)と反響を呼んでいる。(編集部・石井百合子)