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ゆうばり映画祭、今年は白石和彌らが審査!招待作品も発表

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019のキービジュアル
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019のキービジュアル

 6日、北海道・札幌市内のホテルで「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」のラインナップ発表会見が行われ、本映画祭の大賞となるファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門の審査委員長を『凶悪』『孤狼の血』などで知られる北海道出身のヒットメーカー、白石和彌監督が務めることが明らかになった。

【写真】昨年は川栄李奈も参加!

 同部門の審査員はほかに、韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭プログラマーを務めるモ・ウニョン、映画評論家のマーク・シリング、『南瓜とマヨネーズ』『素敵なダイナマイトスキャンダル』などの冨永昌敬監督、「太陽にほえろ!」シリーズなどに出演していた女優の長谷直美が務める。

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 一方、短編作品のコンペ部門であるインターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門の審査委員長は、映画監督の久保直樹が担う。ほか審査員は『モリのいる場所』などの沖田修一監督と『0.5ミリ』などの安藤桃子監督。

レゴ(R)ムービー2
クロージング作品は『レゴ(R)ムービー2』! - (C) 2019 WARNER BROS. ENTERTAIMENT INC.

 オープニングを飾る招待作品はチャン・グンソクの主演作ながら、ベルリン映画祭でワールドプレミアされて以来、「#MeToo」運動を受けてお蔵入りしていた『人間、空間、時間、そして人間(仮題)』。クロージング作品は玩具LEGO(R)をテーマにした『LEGO(R)ムービー』の続編『レゴ(R)ムービー2』で、ゾンビパニックに直面した高校生たちを歌とダンスを交えて描くミュージカル映画『アナと世界の終わり』も招待作品として上映される。

 2019年度は応募総数が425作品(日本:362作品 海外:63作品)に達した同映画祭は今年で29回目を迎える。この日の会見で映画祭実行委員長の小網敏男は「2008年に市民主導で復活した映画祭です。今年も、市民の手で人情あふれるおもてなしをし、いらっしゃる皆さんが感動に出会える祭典にしたいと願っています」とコメントした。

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ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019
札幌で会見が行われた

 昨年は『カメラを止めるな!』が大ヒットに先がけて観客賞にあたる「ゆうばりファンタランド大賞」を獲得していた同映画祭。今年は3月7日から3月10日に開催される。(編集部・海江田宗)

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