浅川梨奈、極寒の撮影で成長実感「気を失って…」
女優の浅川梨奈が13日、映画『血まみれスケバンチェーンソーRED』の完成披露イベントに出席し、気を失うこともあったという過酷な撮影を振り返った。
本作は、三家本礼のコミックを映画化した2016年の『血まみれスケバンチェーンソー』のスタッフが再集結し、キャストを新たにして生まれたスプラッターアクション。解体屋の娘でチェーンソーを武器にするヒロイン・鋸村ギーコがマッドサイエンティストのネロや有象無象の敵に挑んでいく。この日はヒロインを演じる浅川のほか、あの(ゆるめるモ!)、日高七海、替地桃子、護あさな、佐野いずみも来場した。
劇中で浅川たちが血まみれのセーラー服を着用していることにちなみ、イベントは女性限定で、制服もしくは赤コーデ(血まみれのコーデ)というドレスコードが設定された。完成披露に登場した浅川は「この世で初めて観ていただけるということで、映画の魅力をお伝えしていけたらと思います」とあいさつ。
寒い時期に山奥で行われたという撮影について「ふんどしのアクションシーンが見どころですが、スースーするので本当に大変でした」と切り出した浅川。先日発表されたベストフンドシストアワード2018を受賞したことに触れて「ふんどしを広めていこうという賞なので、私も映画と共にふんどしを広めていこうと思いました」と決意を語った。
そんな本作の撮影中に、浅川は気を失ったことがあったそうで「普通なら撮影が中止になるような大嵐の中で撮影が行われました。みなさん、寒いなかで気を遣って毛布を持ってきてくれたんですが、その毛布もビチャビチャで。そのときに気を失って倒れていたらしくて……。お湯に足をつけて、うつ伏せになっていたんです。ハッと起きたら、あのちゃんが撮影していて、自分が撮影を中断させたんじゃないかと思いました」という。
浅川は「今までで一番ハードで、一番身体を張った現場でした。この現場ほど過酷で寒い現場はなかったので、他の作品も耐えられるようになりました」と誇らしげに口にした。
そして、作品について浅川は「すごくインパクトがあって、パンチが強い作品です。キャスト一同、魂をこめて撮影をしました。前作は素晴らしい作品で、それを越えていけるような作品にしていけたらと思っていました。豪華な作品となっておりますので、ぜひ広めてください」と会場に呼びかけていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『血まみれスケバンチェーンソーRED』は『前編 ネロの復讐』『後編 ギーコの覚醒』の2部作で2月22日より公開