原田龍二、弟・本宮泰風と「安積班」で10年ぶりドラマ共演
俳優の原田龍二と本宮泰風(やすかぜ)の兄弟が、2月25日(よる8時~)にTBS系で放送される月曜名作劇場「今野敏サスペンス 警視庁東京湾臨海署~安積班」で約10年ぶりに共演を果たすことが明らかになった。
今野敏の大ヒット警察小説・安積班シリーズの「潮流 東京湾臨海署安積班」を、八代目中村芝翫(しかん)主演で2時間ドラマ化。東京湾臨海署強行犯係・係長の安積剛志(中村)率いる安積班が、毒物による不審な殺人事件に「罪を憎んで人を憎まず」の 精神で立ち向かう姿をヒューマンタッチで描く。
原田は安積班のナンバー2刑事・村雨秋彦役で出演。一方の本宮は、警察のスクープを狙い安積班と対立するフリージャーナリスト・由良清和を演じており、テレビドラマにおける兄弟共演は、2009年に放送された「水戸黄門」第40部の第2話以来、約10年ぶりとなった。
弟・本宮との共演について「兄弟で敵対する役を演じるというのは、私たちも緊張感をもって芝居が出来ましたし、ご覧になる視聴者の皆さんもお楽しみいただけるのではないかと思います」と感想を述べた原田。一方の本宮は、兄・原田について「いつも身内というより一役者として見ています。最近はバラエティの方に力を注いでいるようですが、久々に役者として共演できて楽しかったです」と語っている。
また兄弟そろって、主演・中村との共演に感慨深いものがあった様子。原田は「時代劇以外で共演することが新鮮だった」と語り、本宮は「初めてお会いした時は華やかさの中に男の色香を感じ、少しでも近づきたいと気合が入ったのを覚えています。現場では、凛とした佇まいや立ち居振る舞いの美しさなど、勉強させてもらえるものばかりでした」と振り返っている。そのほか本作には、林家たい平、宅麻伸、石黒英雄らが出演する。(編集部・入倉功一)