美少女だけど怖い！「絶対正義」白石聖、美しき怪演が話題に
放送中のドラマ「絶対正義」（東海テレビ・フジテレビ系／土曜23時40分～）で、山口紗弥加ふんするヒロインの高校生時代を演じる白石聖が美しくも恐ろしい怪演を見せ、注目を浴びている。
本ドラマは些細な間違いも過ちも許さず、法律だけを価値基準として生きる範子（山口）が、正しすぎる“絶対正義”を振りかざして周囲の人々の運命を狂わせていく恐怖を描く心理サスペンス。秋吉理香子の代表作が原作となっている。
白石が高校生時代の範子役として1話に登場すると、SNSでは「めちゃくちゃ可愛い」「美少女だけど怖い！」「振り切った演技がすごい！」などと話題を呼んだ。視聴者からは「白石さんはもう出演しないんですか？」といった問い合わせも多く寄せられているという。
そうした反響は白石本人の耳にも届いており、「友達からも『怖かった!!』とたくさんのメールをいただいて、ツイッターのフォロワーさんからも本当にたくさんの感想をいただきました。私が今まで演じたことのない役だったせいか、反響は今までで一番多かったと思います」と白石は明かす。
話題となった役づくりについては「原作を読むと範子はまばたきをしないとかサイボーグという言葉が書かれていて、範子を演じるためのヒントが本の中にありました。どこまで非人間らしさみたいなもの出していいのか悩みつつ、声に抑揚を出さないようにもしてみました」と語った。
2016年に放送されたドラマ「AKBラブナイト 恋工場」でデビューした白石は1998年生まれの二十歳。伝説的な人気を博した漫画を実写化したドラマ「I”s」（ヒロイン・葦月伊織役）や、3月に劇場版の公開を控える『PRINCE OF LEGEND』シリーズ（ヒロイン・成瀬果音役）などに出演し、ネクストブレイク女優として今後を期待されている。
漫画やアニメが大好きで声優にあこがれていたというが「まさか女優になるとは夢にも思っていませんでした」という白石。スカウトをきっかけに芸能界入り。「好きな女優さんはたくさんいますし、同世代で活躍されている女優さんもたくさんいるので、今は自分の個性を探している最中です」と語っている。
「絶対正義」には、範子の娘役として第6話（3月9日放送）に再び登場予定。白石は「範子の高校生時代を演じていた人たちを知った上で、今度は娘の律子を演じるのでとても不思議な気持ちになりました。範子とはまた違った恐ろしさを持っている律子が成長した彼女たちに再会して揉まれながら、どう物語が展開していくかを楽しみに観ていただけたらと思います」と今後の展開についてアピールした。（編集部・小山美咲）