Netflixマーベルドラマ終了へ「パニッシャー」「ジェシカ・ジョーンズ」キャンセル
動画ストリーミングサービスNetflixのマーベルドラマシリーズ「Marvel パニッシャー」「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」の終了が決定したとDeadlineはじめ各メディアが報じた。
「パニッシャー」は現在配信中のシーズン2をもって、また「ジェシカ・ジョーンズ」はこれから配信されるシーズン3を最後に終了するとのこと。Netflixはすでに、「Marvel デアデビル」「Marvel アイアン・フィスト」「Marvel ルーク・ケイジ」のキャンセルも発表しており、これにより同サービスにおけるマーベルドラマは全て終了することになった。
この発表を受け、エグゼクティブプロデューサーとしてシリーズに携わってきた、米マーベル・テレビジョンのジェフ・ローブは、マーベル公式サイトで声明を発表。ファンやスタッフ・キャストへの感謝と共に「我々のネットワークパートナーは、偉大なキャラクターの物語を語り続けない決断をくだしました。でも、マーベルがもっとやれることは、皆さんが一番わかってくれているでしょう。マシュー・マードック(デアデビル)の父親をこういいました。“男の尺度は、いかに倒されたのかじゃない、いかに立ち上がったかで決まるんだ”とね。続きはまた今度!」と今後の展開に含みをもたせている。
一方、マーベル・スタジオの親会社である米ディズニーは、今年後半に立ち上げ予定のストリーミングサービス「Disney+」向けに、映画『アベンジャーズ』シリーズのヒーローが登場するシリーズを配信予定。この流れが、Netflixによるマーベルドラマ打ち切りの決定に影響を与えたのか。「Disney+」では、ロキ(トム・ヒドルストン)のドラマ、ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)&ファルコン(アンソニー・マッキー)、ヴィジョン(ポール・ベタニー)&スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)らのドラマシリーズ配信が予定されている。(編集部・入倉功一)