土屋太鳳の美しい歌声!「約束のステージ」で名曲を熱唱
女優の土屋太鳳が主演を務める読売テレビ開局60年スペシャルドラマ「約束のステージ ~時を駆けるふたりの歌~」が今夜(22日・21時~)放送となる。歌手を夢見る主人公を演じる土屋が歌唱シーンで披露する美しい歌声が注目される。
1970年代に放送されていた読売テレビ制作のオーディション番組「全日本歌謡選手権」をモチーフとした本作。歌手になる夢を抱きながらも、その夢をあきらめかける小沢翼(土屋)が、1975年にタイムスリップし、そこで名前も年齢も同じ大空つばさ(百田夏菜子)と出会い、共に奮闘し成長していく姿を描く。1970年代のヒット曲の数々と、懐かしい昭和の風景が物語を彩る。
土屋が、ももいろクローバーZの百田と一緒に、1970年代の名曲を歌うシーンが見どころ。歌唱シーンについて土屋は「戦争が終わってから30年ぐらいしか経っていない70年代の歌は、聴く人のために歌っている歌でもあり、時代のために歌っている歌でもあるような気がします。私は音楽が本業ではないので、自分が足を踏み入れていいのかと思ったのですが、ずっと音楽からパワーをもらってきた側の人間として、音楽への感謝や尊敬を持っているからこそできる表現を心がけたいです」と意気込んでいた。
また、土屋はドラマのメインテーマ曲「幸せのセレナーデ」も担当する。つんく♂が本作のために書き下ろした楽曲で、物語の鍵とも言える重要な曲。もがき苦しみながらも、本当に大事なものに気がついていく翼が、全日本歌謡選手権という舞台で、色々な思いを背負いながらも全身全霊をかけて歌う「幸せのセレナーデ」。土屋はオーディションシーンの撮影に「歌う」のではなく「心を語る」つもりで臨んだという。
自分の声に大きなコンプレックスを抱いていたこともあるという土屋だが、心が込められた魅力的な歌声でストーリーに華を添える。(編集部・小山美咲)