マーベルスタジオ新作ラインナップ『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』後に発表か
マーベルスタジオが展開する作品群マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ラインナップについて、同スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公開後まで発表しない意向であると、 Comic Book のインタビューで明かした。
【動画】舞台『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』日本版特報
2008年公開の『アイアンマン』から、一定の作品群を“フェーズ”(段階)に分けて世界観を構築してきたMCU。4月公開の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』でフェーズ3が終了し、今年の夏に日本公開される『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』からフェーズ4に移行する予定だが、同作以外のラインナップは、未だ謎に包まれている。
MCUの今後について、ファイギは「私たちは『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の展開について、同作及び『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公開後まで何もアナウンスしないつもりです」と同サイトに告白。新作について、然るべき時期まで口を開かない姿勢を示している。
フェーズ4のラインナップとしては、これまで『ブラックパンサー』『ドクター・ストレンジ』の続編、ブラック・ウィドウの単独映画、異星人が生み出したスーパーパワーと不死の肉体を持つ種族を描く「エターナルズ」の実写映画化、アジア系のヒーロー「シャン・チー」の単独映画がうわさされているが、いずれも正式発表には至っていない。
マーベルスタジオはその他、ディズニーが立ち上げ予定の新ストリーミングサービス「Disney+」にて、ロキをはじめ、ヴィジョン&スカーレット・ウィッチなどが主役のドラマシリーズも企画している。ファイギはドラマシリーズについて「いずれも、MCUの過去・現在・そして未来を織り交ぜた作品になる」と同サイトに語っている。(編集部・倉本拓弥)