DCドラマ「ARROW/アロー」シーズン8で終了
DCコミックスの人気ヒーローを描いた米テレビドラマ「ARROW/アロー」が第8シーズンをもって終了すると、Varietyほか各メディアが報じた。
億万長者の主人公オリバー・クイーンが、街の秩序を保つために弓矢を武器に戦う戦士「アロー」として活躍するさまを描いた本作。米CW局が手掛ける「THE FLASH/フラッシュ」「SUPERGIRL/スーパーガール」「レジェンド・オブ・トゥモロー」といった、他のDCドラマの礎を築いた作品でもある。また同局では“アローバース”と題して、DCドラマがクロスオーバーする企画も実施している。
同サイトによると、最終シーズンはこれまでのエピソード数の約半分となる全10話で構成されるという。製作総指揮を務めるグレッグ・バーランティ、マーク・グッゲンハイム、ベス・シュワルツは、「私たちは、『ARROW/アロー』が今後何年も続くであろうユニバースを形成した事実に勇気づけられています。このドラマにふさわしい終わりを創造することに、ワクワクしております」と各メディアに向けた声明でコメントしている。
また、同作でオリバー・クイーン/アローを演じてきたスティーヴン・アメルは、現地時間6日、Twitterでドラマ終了について言及。「オリバー・クイーンを演じてきたことは、私の人生において、最もプロフェッショナルでいられた経験です。しかし、ずっとヴィジランテ(自警団員)ではいられないのです」と心境を明かし、「言いたいことはたくさんあるのですが……今は、ありがとうと言いたいです」と感謝を述べている。(編集部・倉本拓弥)