エル・ファニングが娼婦役『ガルヴェストン』5月日本公開
殺し屋と娼婦の危険な逃避行を描いたクライム映画『ガルヴェストン』が5月17日より日本公開される。『最後の追跡』のベン・フォスターが組織に切り捨てられた殺し屋を、『ネオン・デーモン』のエル・ファニングが悲惨な境遇から抜け出すために体を売って生きるしかなかった若い娼婦を熱演している。
病魔に侵された殺し屋ロイ(ベン)が、その日の“仕事先”で何者かに襲われて組織に裏切られたことを知り、とっさにその場に囚われていた若い女ロッキー(エル)を連れて逃亡するところから始まる本作。全てを失い平穏を願いながらも女を見捨てることのできないロイと、他に頼る者もなく孤独な未来を恐れるロッキーという傷だらけの二人の、果てなき逃避行が幕を開ける。
原作は、ドラマシリーズ「TRUE DETECTIVE」の企画・製作総指揮・脚本家としても知られるニック・ピゾラットのデビュー作「逃亡のガルヴェストン」で、同著はアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補にもなった。『グランド・イリュージョン』『イングロリアス・バスターズ』などに出演してきた女優で、監督でもあるフランスのメラニー・ロランがメガホンを取った。(編集部・市川遥)
映画『ガルヴェストン』は5月17日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開