口腔がん公表の堀ちえみ、病理検査の結果報告「全て取りきれた」
ステージ4の口腔がんで手術を受けた女優の堀ちえみが、担当医から「手術で癌は全て取りきれた」と伝えられたことを、9日に更新した公式ブログで明かした。
先月22日に、「頸部リンパ節を取る手術を行い、次に舌の6割を切除する手術を行いました。そして最後に太腿の組織を取り、舌の再建手術です。11時間にわたる大手術でした」と報告していた堀。今月9日の「リッチな気分 贅沢な午後」と題したエントリーでは、前日のリハビリの経過や、とろみをつけ、ストローを使用したうえであれば、好きな物を飲める許可が出たことなどを明かした。
そして夕方には、病理検査の結果報告を担当医師から伝えられたことを告白。「今回の手術で癌は全て取りきれた、という事です」と報告した。今後は、退院後の定期的な通院で、再発・転移の有無を診断していくとのこと。やはり、検査結果のことが心にひっかかっていたようで、「昨日は久しぶりに熟睡どころか爆睡しました」という堀は、夫にかけられた励ましの言葉への感謝と共に「前向きに頑張る!」とつづっている。
堀は1981年に第6回ホリプロタレントスカウトキャラバンで優勝し、翌年15歳で芸能界デビュー。女優としてはドラマ「スチュワーデス物語」(1983~1984)で脚光を浴び、近年は『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』(2015)、『ナラタージュ』(2017)などに出演している。(西村重人)