BANANA FISHの聖地!ニューヨーク公共図書館の舞台裏を記録したドキュメンタリー
昨年アニメ化もされた吉田秋生の漫画「BANANA FISH」の聖地として知られるニューヨーク公共図書館。同図書館の舞台裏を記録したドキュメンタリー映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』から、予告編とポスタービジュアルが公開された。
ニューヨーク有数の観光スポット!『ニューヨーク公共図書館』予告編
ニューヨーク公共図書館は、タイムズスクエアとグランドセントラルの中間に位置する本館をはじめとした92の図書館に、6,000万点のコレクションを誇る知の殿堂。地域の住民はもちろん、研究者たちへの徹底的なサービスで愛され、映画『ゴーストバスターズ』(1984)に登場した図書館としてニューヨーク有数の観光スポットにもなっている。
図書館の資料や活動に誇りをもって働く司書やボランティアたちの姿が映し出される予告編では、いかに予算を確保し、デジタル革命にどう適応していくのかについてスタッフが激論を交わすシーンも登場。パティ・スミス、エルヴィス・コステロといった著名人のトークライブシーンを交えつつ、世界中が憧れる図書館の舞台裏を明らかにしている。
監督を務めたのは、『パリ・オペラ座のすべて』『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』などの巨匠フレデリック・ワイズマン。本作で第74回ベネチア国際映画祭国際批評家連盟賞に輝いた。(編集部・吉田唯)
映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』は5月18日より岩波ホールほか全国順次公開