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ピエール瀧出演『居眠り磐音』代役で撮り直し 予定通り公開へ

逮捕の影響は大きく ピエール瀧(写真は2018年撮影)
逮捕の影響は大きく ピエール瀧(写真は2018年撮影)

 麻薬取締法違反の容疑で逮捕された、ミュージシャンで俳優のピエール瀧が出演していた映画『居眠り磐音』の製作委員会は14日、当初の予定通り5月17日に同作を全国公開すると発表した。瀧の出演か所は、代役を起用して撮り直す。

【動画】ピエール瀧も登場『居眠り磐音』予告編

 この日、委員会では「予定通り5月17日(金)に全国公開致します」「当該出演箇所を撮り直し、差し替えることと致しました」と対応策を発表。代役の出演者については、後日発表されるといい「公開を楽しみにしてくださっている皆様に、ご満足いただける作品をお届けするべく、スタッフ一同取り組んでまいります。引き続きのご支援・ご鞭撻をお願い申し上げます」としている。

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 『居眠り磐音』は、主演に松坂桃李を起用し、作家・佐伯泰英の時代小説シリーズを映画化。『超高速!参勤交代』『空飛ぶタイヤ』などの本木克英監督がメガホンを取り、昨年4月にクランクアップしていた。公開を目前に控えての逮捕に、SNSなどを通じてファンの間では公開を心配する声が挙がっていた。

 名バイプレーヤーとして活躍した瀧逮捕の影響は大きく、ディズニーはアニメ『アナと雪の女王』で瀧が担当したオラフ役の声優交代を発表。4月5日公開予定の『麻雀放浪記2020』、今秋公開予定の『ロマンスドール』など出演作の配給は対応を協議中。やはり瀧が出演していたテレビゲーム「JUDGE EYES:死神の遺言」は販売を自粛、瀧が所属するテクノユニット・電気グルーヴのCD、映像商品は出荷停止・在庫回収となるなど、業界を問わず混乱が広がっている。(西村重人)

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