木村文乃×小池栄子×鈴木保奈美、着物姿でランウェイを彩る!
女優の木村文乃、小池栄子、鈴木保奈美らが20日、お台場のフジテレビで行われたスペシャルドラマ「大奥 最終章」記者会見に豪華絢爛な着物姿で登場し、会場を華やかな雰囲気に包み込んだ。
【写真】木村文乃×小池栄子×鈴木保奈美、豪華な着物姿で登場!
フジテレビ開局60周年特別企画として放送される本ドラマは、暴れん坊将軍としても知られる徳川第8代将軍・吉宗の時代を舞台に、「家族」をテーマにした物語が展開される。この日の会見の会場にはおよそ12メートルのランウェイが設置され、3人の女優陣が着物姿で闊歩した。
本作の主人公で、吉宗を献身的に支えた側室・久免(くめ)を演じる木村は、今回のオファーに「率直に申しまして、なぜわたしに? と思いました。ただし、こういうご縁は運とタイミングだと思うので、ありがたくお受けさせていただくことにしました」と振り返った。
6代将軍・家宣の側室で、7代将軍・家継の生母・月光院にふんする小池は、「大奥~華の乱~」(2005)でお伝の方を演じた経験がある。「『お伝の方が好きだった』『印象に残っている』と言っていただくことが多くて。わたしにとっても大切な作品のひとつ。役者を続けていきたいと強く思った作品だったので、また出られることにまわりも喜んでくれました」と語る。
さらに本シリーズ初出演となる家宣の正室・天英院役の鈴木も「わたしは大奥に上がって将軍の目にとまるのには出遅れたかなと思っていたので、そうか、未亡人という手があったかと思いました」とちゃめっ気たっぷりに切り出しつつ、「『大奥』を引っ張ってこられた演出の林徹さんは、28年ほど前の『東京ラブストーリー』のころから現場でご一緒していたので、また林監督とご一緒できることがとても楽しみで、二つ返事でお返事いたしました」と笑顔を見せた。
今回のドラマの衣装代は億を超えるとも言われている。そのことを告げられると小池が「大奥の世界はファンタジー感が強いので、そういった衣装は着ていて楽しいですよね。演者としては素直にテンションが上がります」と答え、鈴木も「まるで筋トレをしているようなお衣装ですが、(自身が演じる)天英院は大奥では位が高いので、一番ゴージャスな打掛を着させていただいて。袖を通しただけで自分が偉くなったような気がしました。自然とそういう気持ちを呼び起こさせてくれたので、お芝居をするのにありがたかった」と付け加えた。(取材・文:壬生智裕)
フジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」は3月25日夜8時よりフジテレビ系にて放送