「3年A組」ロス続々…涙の卒業式に感動の声
10日に最終回を迎えた、菅田将暉主演のドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)。放送終了からの余韻も冷めやらぬなか、動画配信サービスHuluで卒業式の様子を描くオリジナルストーリーが公開され、再び感動の声が上がっている。
「3年A組」は、美術教師の柊一颯(菅田)が高校卒業を目前に控えた3年A組の生徒たちを人質に取り、自ら命を絶った生徒・景山澪奈(上白石萌歌)の死の真相について、生徒29人と“最後の授業”を行う学園ミステリー。先の読めないストーリー展開や旬の若手キャストなどが注目を浴び、視聴率は最終回で最高の15.4%を記録した(関東地区・ビデオリサーチ調べ)。
SNSをめぐる暴力やネットリテラシーの重要性など、現代ならではの社会問題と改めて正面から向き合った一颯の“授業”に、視聴者は心を打たれた様子。一颯ふんする菅田の本気の役づくりや生徒役の若手キャストの熱演が各回で話題を集めた。ドラマの放送終了直後から「ロスになりそう」という声がSNSなどに続々と寄せられていた。
そして本編の終了後には、オリジナルストーリー「-今から皆さんだけの、卒業式です-」が配信スタートした。10日間の授業で一颯の思いを受け継いだ生徒たち。本来なら卒業式が行われるはずだった日に一颯のパソコンから発見された「卒業式」と銘打たれたファイルを開くことに……。後半が17日に配信開始となると、再び感動の涙を流したという感想が集まっている。
現代社会の問題を掘り下げつつ、胸に迫る数々の名言も残した「3年A組」。現在はHuluにてオリジナルストーリーとともに特別映像が配信中だ。今後のキャストたちの飛躍にも注目したい。(編集部・大内啓輔)