中谷美紀が金髪!蜷川実花監督Netflixドラマで池田エライザと共演
女優の中谷美紀が、蜷川実花監督のNetflixオリジナルドラマ「Followers」(2020年初頭配信スタート)の主演を務めることが19日、Netflixより発表され、金髪のビジュアルが公開となった。中谷は蜷川監督を彷彿させる人気写真家の奈良リミに、池田エライザが女優を夢見て上京する女性・百田なつめにふんする。
本作はSNS社会において直接的、間接的に影響し合っている、さまざまなライフスタイルの女性たちを描く物語。中谷は、台本を読んだ印象を以下のように述べる。「誰かが掲げた『女性の幸せはこうあるべき』という枠にはめられて、幸や不幸をジャッジされてしまいがちな女性にも多様な生き方があること、そして、人が社会と繋がろうとすればするほど、孤独を感じてしまうという残酷な現実がポップに、おしゃれに描かれていて、新たなドラマが生まれる予感がしています」
これまで蜷川監督が写真家として中谷、池田を被写体にしたことはあったが、監督と女優としてのタッグはいずれも初。中谷は「若かりし頃に、写真家としての蜷川実花さんと何度もご一緒させていただきましたが、作品から想像する毒々しさとは裏腹に、柔らかくお話しのしやすい方」、池田は「10代の頃、上京したてで街に馴染めずにいた時に実花さんにお会いしました。言葉1つ1つの純度が高く、東京というカオスの中で生きる私は、実花さんの存在を正直とても眩しく感じました」と蜷川の印象、魅力を表す。
また、ドラマのテーマの一つでもある「フォロー」について。中谷は、「フォローしている」憧れの女性に舞踏家の故ピナ・バウシュを挙げ、「自身もダンサーでありながら、振り付け師としてドイツのヴッパダール舞踏団を率いた故ピナ・バウシュは永遠の憧れです。彼女が舞台に立つだけで、空気が一瞬にしてピーンと張り詰めるほどの存在感に圧倒されました。それでいて、自身が表に出ることなく、ダンサーたちの内側から湧き出る感情を引き出すことに長けており、毎度新鮮な気持ちで笑わされ、泣かされました」とコメント。
一方、池田は17歳のシンガーソングライター、ビリー・アイリッシュを挙げ、「出尽くしたと言われる音楽界にジャブを打ち続け、心から音楽を愛している彼女をみていると、表現することの魅力を再確認できます」としている。
なお、蜷川監督撮りおろしの3ショットには中谷のほか、赤髪の蜷川、ピンクのメッシュが入った黒髪ボブの池田が収められている。(編集部・石井百合子)
Netflixオリジナルシリーズ「Followers」は2020年初頭、Netflixにて全世界配190か国へ独占配信