永野芽郁&北村匠海、主演作を映画館で一人鑑賞
永野芽郁と北村匠海が26日、都内で行われた映画『君は月夜に光り輝く』の公開記念舞台あいさつに登壇し、映画館で本作を鑑賞したときの様子や会いたい芸能人を明かすなど、楽しくトークを繰り広げた。
本作は、シリーズ発行部数60万部を突破する佐野徹夜の原作小説を映画化したラブストーリー。不治の病“発光病”を患う余命ゼロの少女・まみず(永野)と、彼女の願いを代わりに体験する少年・卓也(北村)による感動の物語が描かれる。この日は、映画の公開を記念して2人によるティーチインも実施された。
当初、登壇は永野のみの予定だったため、客席から一人で登場。女性客に交じって男性ファンからの熱い歓声を浴びると「男性がいるのが不思議」と驚きながらも大喜び。続いて、観客にはサプライズで北村が姿をみせると、会場は大盛り上がりとなった。
その後のトークで「自分で(自動車を)運転して、映画館に行きました」と明かした永野。「全然気づかれなかったです。泣いている人や『えー!』『格好いい』と言っている人がいるなか、一人ぽつんと観ていました」と顔バレすることもなかったという。さらに永野は「(鑑賞中に)『ブス』とか『キモっ』とか言われたらどうしようという焦りはあります。みんな価値観が違うので……」と不安があったことも吐露するも「お褒めの言葉ばかり飛び交っていて、よかったでございます」とおどけてみせた。
一方の北村も本作を一人で鑑賞したそうで「自分が出ている映画を映画館で観るのは初めての経験でした」と語る。エンドロールが終わるまで劇場にいて「みんなが出るまで(俯いて)待っていました。自意識過剰だと思いますけどね(笑)」と口にして、会場の笑いを誘った。
また、ティーチインで「仕事で大切にしていること」を聞かれた北村は「新鮮さ。似ている役に出会ったりもするけれど、毎回、新しい気持ちで挑むようにしています」と回答。永野は「あいさつとお礼ができたら、とりあえずは人としてクリアだと思う。そう思えば自分に負担もかけない」と持論を披露した。
さらに「会いたい芸能人」を尋ねられると、北村は「ムロツヨシさんに会いたいです。すごいファンです。仲のいい(伊藤)健太郎くんが一緒にやっているのをみて、羨ましいと思っていました」と告白。永野は「ドリカムさん! ずっと好きなんです。aikoさんや小田和正さんなど、お母さん世代の方たちがずっきゅんという感じ(のアーティストに会いたい)です」と嬉しそうに打ち明けた。(取材:錦怜那)
映画『君は月夜に光り輝く』は公開中