坂口健太郎&吉田鋼太郎、ゲーム好きな一面明かす
俳優の坂口健太郎と吉田鋼太郎が24日、幕張メッセで行われたイベント「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2019 in 東京」に出席し、映画『劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の公開決定を報告するとともに、大のゲーム好きであることを明かした。
本作は、息子であることを隠して父親とオンラインゲームをプレイする日々を綴り、累計アクセス数1,000万を超えたマイディーによるブログを映画化したもの。2017年にはドラマ化され、千葉雄大と故・大杉漣さんが親子を演じた。この日のイベントでは、映画化決定を発表するとともに、本作のダブル主演を務める坂口、吉田の両名がサプライズで来場した。
主人公・岩本アキオ役の坂口が「原作を拝見させていただいて、面白いドラマだなと思いました。僕もFF(ファイナルファンタジー)XIVを実際にプレイしているので、すごく楽しいです」とあいさつすると、会場のファンは大歓声を上げた。アキオの父親・暁役の吉田は「テレビ版では大杉漣さんがおやりになっていた役です。僕は大杉さんとは何度もご一緒させていただいたことがあり、本当に大好きな、尊敬する素敵な先輩だったので、亡くなられたことは本当に残念でした。ですが、その大杉さんがやられていた役をやらせていただけることはとても光栄で、責任が重大だなと。頑張ってやっていきたいと思っております」と決意を語った。
ゲームが大好きだという坂口は「FFシリーズはほぼ全作やっているくらい。でもいままで言ってこなかったので、どこかで知っていてくれたのかなと思ったら、そうではなく。(実写パートのメガホンを取る野口照夫)監督に『実はゲーマーなんですよ』とお話をしたら、『そうなの!?』といった感じでしたね」と述懐した。
吉田は、「実は僕らはゲーム世代なんですよ」と言い、「FFもIからやっていますよ。いまは FF XV のオンラインバージョンで『戦友』というのがあるんですけど、それをやっています。と言ってもわかってもらえないことが多かったんですけど、ここのお客さまは専門の方なのできっとわかってくれますよね。それをやっているんですよ。ただダウンロードするのに3日かかりました。こんなにかかるのかと思いましたけどね」と説明すると、会場からは笑いとともに大きな拍手が鳴り響いた。
そして最後のコメントを求められた坂口は「きっとここにいらっしゃる方は、FF XIV のプロフェッショナルのみなさんだと思うので、その思いに負けないような映画を作りたいなと思います」と作品をアピールしていた。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は6月21日より全国公開