『ダンボ』子役はあの女優の娘だった!
ディズニー実写版『ダンボ』(公開中)で、ひときわ目を引く子役がいる。くりっとした目が印象的なニコ・パーカーは、映画『M:I-2』『クラッシュ』などの女優タンディ・ニュートンの娘だ。
父は映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』などのオル・パーカー監督、母は女優タンディ・ニュートンと芸能一家に生まれたニコは、本作で長編映画デビュー。サーカスの元看板スターだった父ホルト(コリン・ファレル)、弟ジョー(フィンリー・ホビンズ)と一緒に、大きな耳を持つ子象・ダンボの世話をするミリー役を務めている。
ダンボに寄り添い、弟と共に絆を深めていく重要な役どころで、映画の始めから終わりまで出演し続けるニコ。サーカスよりも科学に興味を持ち、好奇心と自信にあふれる少女を、柔らかくも一本筋の通った演技で見せている。
そんなニコと弟ジョー役のフィンリーを「真の才能の持ち主」と絶賛するのはプロデューサーのデレク・フライ。二人とダンボの関係性を中心に回っているストーリーの「感情的な核を作り上げてくれるだろう」と確信したという。その期待に応えるように、ニコは確かな足跡を残している。
『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』などのティム・バートン監督がメガホンを取った『ダンボ』は、ディズニーの名作アニメを基に実写映画化したファンタジー・アドベンチャー。大きな耳のせいで笑いものだったダンボが、やがてその大きな耳で空を飛べるようになり、引き離された母象の救出にサーカス団の仲間と挑む物語。(編集部・小松芙未)