21世紀版フランケンシュタインの怪物役に「ザ・シューター」のライアン・フィリップ
米テレビドラマ「ザ・シューター」や映画『クルーエル・インテンションズ』などの俳優ライアン・フィリップが、新ドラマ「アライブ(原題) / Alive」のパイロット版で、21世紀版フランケンシュタインの怪物を演じると The Hollywood Reporter などが報じた。
もともとは「フランケンシュタイン」と題されていた同ドラマは「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」のクリエイター、ロバート・ドハティとエグゼクティブプロデューサーのジェイソン・トレイシーが手掛ける作品。殉職した後、謎の生き返りを遂げたサンフランシスコ殺人課のマーク・エッシャー刑事(ライアン)を描いたものになるという。
マークはサンフランシスコの自宅で襲撃され、その後の火事で死んだものと思われていたが、半年後に突然姿を現し、妻エリザベス・ラヴェンザのもとに戻ってくる。しかし、昔の彼が陽気だったのに対し、戻ってきたマークにはどこか影があり、死んだと思われたときに捜査していた事件の幻覚に悩まされているとのこと。エリザベスはマークが戻ってきたことには何らかの秘密があると考え、その答えを握るのがヴィクター・フランケンシュタイン博士だと信じているという。
フランケンシュタイン博士は中国の倫理委員会から追われてアメリカに帰国。マークの事件に関わっているだけでなく、エリザベスの元恋人でもあるそう。フランケンシュタイン博士は「MAD MEN マッドメン」でケン・コスグローブを演じたアーロン・ステイトンが、病理学者で検視官のエリザベスを「ARROW/アロー」のナイッサ・アル・グール役で知られるカトリーナ・ローが演じる。(澤田理沙)