『ボヘミアン・ラプソディ』中国であのシーンがカット!
映画『ボヘミアン・ラプソディ』が今月22日に中国で公開されたが、男性同士のキスシーンなど、LGBTに関連する6つのシーンがカットされたようだ。
CNNによると、クイーンがBBCの番組に出演したときにフレディ・マーキュリーの股間がクローズアップされるシーン、フレディと彼のマネージャーであるポール・プレンターのキスシーン、フレディが婚約者のメアリーにカミングアウトするシーンなどが削除されたという。
他にも、ドラマーのロジャー・テイラーがフレディの新しい髪型を見て「ゲイっぽい」と言うシーン、酔っ払ったフレディがパーティー会場でのちのパートナーとなるジム・ハットンの体に触り、それから二人がキスするシーン、クイーンのメンバーが女装して出演した「ブレイク・フリー」ミュージックビデオのシーンがカットされたとのこと。
フレディのセクシャリティーにつながる重要なシーンがほぼカットされてしまっているが、フレディが家族の前でジムと手をつなぐシーンは残されており、中国の観客も一応はフレディの性的嗜好を読み取ることができると、CNNは伝えている。(編集部・中山雄一朗)