浅野温子、体調不良で舞台降板 休養し治療に専念
女優の浅野温子が、出演予定だった舞台「『銀河鉄道999』さよならメーテル~僕の永遠」を体調不良で降板することが明らかになった。代役は松下由樹が務める。
ファン感涙…浅野、舘&柴田らとの「あぶ刑事」ショット【写真】
浅野の所属事務所はオフィシャルサイトで降板を報告し、ファンや関係者に謝罪。3月に入り浅野が体調不良を訴え、現在、都内病院で診療・検査を受けているという。浅野本人は出演を強く希望したが、「主治医と協議した結果、今回は休養をして治療に専念する事を選択し、降板の決断をさせて頂きました」としている。
『銀河鉄道999』の劇場版公開40周年を記念した同舞台は、2018年に上演した舞台「『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~」のその後を描く物語。主人公・星野鉄郎とメーテルの別れや、メーテルとクイーン・エメラルダスの母で鉄郎の最大の敵・プロメシュームとの戦いを軸に、原作者・松本零士監修のもと、映画版とは異なるオリジナルストーリーが展開する。
浅野はプロメシュームを演じる予定だったが、体調不良により、やむを得ず急きょ降板することになった。代役に決まった松下は「浅野温子さんとはこれまで共演経験はありませんが、尊敬する先輩のお一人です。浅野さんの後を引き継がせていただくのは、重責を感じておりますが、誰もが知る松本零士さんの名作『銀河鉄道999』の世界を舞台上で創り上げられるよう、精一杯努める所存です。浅野さんのご回復を心よりお祈り申し上げます」とコメントしている。(清水一)
<松下由樹コメント全文>
この度、プロメシューム役を演じさせていただくことになりました。浅野温子さんとはこれまで共演経験はありませんが、尊敬する先輩のお一人です。浅野さんの後を引き継がせていただくのは、重責を感じておりますが、誰もが知る松本零士さんの名作「銀河鉄道999」の世界を舞台上で創り上げられるよう、精一杯努める所存です。浅野さんのご回復を心よりお祈り申し上げます。
プロメシュームは人間を機械化する帝国の女王であり、メーテルとエメラルダスの母。冷徹な女王ではありますが、元は人間であったプロメシューム。
母娘との関係に人間味のある心を通わすことがあるのか、舞台版999を楽しみにしていただけたら嬉しいです。
子供のころ観ていた銀河鉄道999の世界に自分が参加させていただくことに、不思議な感覚と喜びを感じています。原作の世界観を大切にしながら演じていきたいと思っています。
舞台「『銀河鉄道999』さよならメーテル~僕の永遠」は4月20日~29日まで東京・明治座、5月10日~12日まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演